5月8日、越知町学校園防災マニュアルに基づき、こども園、小学校、中学校、町の教職員関係者全員を対象とした合同避難訓練を実施しました。南海トラフ地震で大渡ダムが決壊したことを想定した訓練で、役場危機管理課や消防署、佐川警察署にも協力をしていただきました。訓練内容は、以下の通りです。
1.緊急地震速報の発信:各校・園で緊急地震速報を放送し、避難行動を開始し、中学生は小学校グラウンドへ集合。消防署の方から、いつ地震が起こっても自分で自分の身を守る行動が取れるようにしておくことが大事とのお話をいただきました。
2.町民会館へ避難:2・3年生は、こども園の4歳児・5歳児と手をつないで町民会館まで避難しました。コロナ以降園児と一緒の避難はしていなかったので、現中学生も園児も初めてのことでしたが、園児の歩調に合わせ様子を気づかいながら迅速かつ安全に避難することができました。
3.避難場所での集結:参加した園児、小中学生、教職員が町民会館に集合し、人数確認。
4.防災教育:小学6年生、中学生は、防災倉庫や防災グッズの見学、自分たちでできる救急法を学習しました。また、各家庭で食料や水の備蓄をしておく必要があることをあらためて認識しました。
訓練終了後は、各機関の代表者が集まり、今回の訓練の総評と今後の改善点について意見交換を行いました。皆様の協力のおかげで安全に訓練を実施することができました。ありがとうございました。