運動部活動の生徒を対象としたFDとの交流事業の第2弾を12月14日に行いました。今回も講師は石原幸洋トレーナーで「ケガをしているときにやるトレーニング」をテーマにご指導いただきました。
まず、「ケガ」と一口に言いますが、ケガは大きく「外傷(急に痛くなるケガ)」と「障害(だんだん痛くなるケガ)」の2つに分類され、ケガが治るまでの過程、おおよその回復期間について説明していただきました。
次に、ケガをしているときにやるべき4つのポイント(1)医師の指示に従って安静にしきちんと治す(2)リハビリでケガをした部分を治し再発防止(3)ケガをしていないところを鍛える(4)ケガをした原因を改善する、について教えていただきました。特に(3)と(4)が大切であり、この2つにしっかりと取り組むことでケガをする前よりも技能の向上が期待できるということでした。
また、身体の土台をしっかりと作らないとトレーニング効果が上がりづらく、トレーニング効果が上がらないと技術も上がらないことを理解することができました。最後に、パワーポジションの取り方や足首のリハビリ方法の代表例などの実習を行いました。
ケガのリスクを最小限に抑える身体づくり、ケガをした時をどう捉え何をするのか実践的な知識を伝授していただき、今回も有意義な時間となりました。石原トレーナー、ありがとうございました。