10月30日、南海トラフ地震発生を想定した2日目の避難訓練を実施しました。今回の訓練では、緊急災害時に生徒自らの判断で安全に避難できる実践的な態度や能力を育成することを目的としていて、事前に予告なしの避難訓練が実施されることと避難場所については伝達していましたが、いつ行うかは分からないという形のものでした。
掃除が始まって5分経った頃、「緊急地震速報」の放送を流しました。生徒たちから「え~!今~!」という声が聞かれる中、それぞれが考える最適の避難行動をとり、避難場所に集合して来ました。
掃除場所が教室だった生徒やテーブルが近くにある場所では、それらの下に隠れ大事な頭を守るというこれまでの訓練通りの行動が取れていて、避難場所への集合完了も早かったものの、その他の掃除場所では、強い揺れが起こっている想定の間に走って移動する生徒や避難場所に移動する際に上履きから外履きに履き替える生徒もいました。
教室に帰ってから、教職員が撮影した避難行動の動画を見ながら自分たちの行動を振り返り、改善すべき点について確認をしました。学年が上がるにつれて、状況に応じた判断や機敏に避難することができるようになってきていると感じました。
いつどこにいても、自分の身を守る行動ができるように学習や訓練を重ねていきたいと思います。