１年生の総合的な学習の時間では、地域の自然に親しみながら学ぶ体験活動を実施しており、今学期最初の体験学習として、10月１０日に横倉山でのフィールドワークを行いました。これは、９月２７日の座学を受けたもので、県立牧野植物園の研究員である藤川さんと田邊さんに案内していただき、植物観察をしました。
 この日の観察対象は「オオバコ、アセビ、倒木、オンツツジ、アオキ、スギ」の６種類で、iPadを使って写真を撮影し、観察を行いました。藤川さんと田邊さんより、「葉の裏側や木の幹の太さ、それぞれの植物の生息地が分かるように全体を撮影し、観察すること」といったアドバイスをいただきながら記録をとっていきました。
 生徒たちは、この日の記録をもとにしながら、さらに情報を収集して電子図鑑「みんなのEdu-Co」にデータを蓄積していきます。
 そして、午後からは、県立森林センターの方と活動し、森林の役割などの説明を受けた後、いい匂いのする葉、横模様の幹、すべすべした幹などを探してまわる「フィールビンゴ」というゲームをして楽しみました。
 故郷が誇る横倉山での体験学習は、生態系や環境保護の大切さについても考える機会となりました。私たちが日々暮らしている町の自然環境を未来につなげていくために、どのような行動が必要なのか、今後の学習で深めていきたいと思います。