9月17日に行われた体育祭は、天候にも恵まれ、全校生徒が一丸となって全力で取り組む体育祭となりました。実行委員を中心に生徒たちが主体となって練習を進め、活気に満ちた体育祭が実現しました。競技や応援、ダンスにおいて、仲間と協力し合い、真剣なそして楽しそうな表情で挑む姿は印象的で、生徒たちのひたむきな努力が随所に感じられました。
閉会式では、体育祭を支えてきた体育祭実行委員長が講評に立ち、力強く次のように述べました。(一部抜粋)
私は、この体育祭を通して「人と人とのつながりの大切さ」を感じてもらいたいと思っていました。今日まで感じる場面はたくさんあったと思います。自分が競技をしているときに、全力で応援してくれる仲間。組が違っても最後の最後まで諦めずに頑張っている人を応援する仲間。自分がしんどい時に声をかけてくれる先生や仲間。ダンスや運動が苦手な自分に最後まで教えてくれ励ましてくれる仲間。自分一人ではこのような体育祭は創れていません。82人全員で頑張ったからこそです。 今、学校に来るのが難しい仲間、教室で勉強ができない仲間が周りにいると思います。そんな人たちが少しでも学校に来やすくなり一緒に教室で勉強ができるように全員で支え合いながらこれからの学校生活を送ってもらいたいです。 また、取組期間中に社会人基礎力を身につけることができたと思います。「目指す姿」に向かうために、自分に足りない力を身につけるため、毎日意識して行動してきました。成果に目を向け、自分自身が精いっぱいやってきたことに自信と誇りを持ちましょう。 |
この言葉に、多くの生徒が共感し、全員で創り上げた体育祭が成功裏に終わったことを改めて感じました。これからも生徒たちが様々な場面で全力を発揮し、成長していく姿を楽しみにしています。
平日開催となりましたが、朝早くからご協力いただきました保護者の皆様や、観覧くださいましたご来賓の皆様に、お礼申し上げます。ありがとうございました。