12月17日、3年生を対象に性について学ぶ授業を実施しました。今回の授業では、高知産婦人科医会から坂本康紀会長様を講師にお招きし、思春期を迎える生徒たちが命の大切さや性に関する正しい知識を学ぶ貴重な機会となりました。坂本先生からは、以下のようなお話をいただきました。
〇命の尊さ
二次性徴による身体の変化と赤ちゃんが生まれるまでの過程について、生徒たちにも分かりやすく説明され、命の奇跡とその重みを感じる内容でした。
〇性に関する正しい知識
性に関するリスク(予期せぬ妊娠、人工妊娠中絶、避妊、性感染症など)について、具体的な事例を交えながら解説がありました。中でも、日本では子宮頸がんの発症率が年々高まっていることが分かりました。
〇自分と相手を大切にする心
「性は愛と責任の上に成り立つもの」というメッセージを通じて、相手を尊重する姿勢やコミュニケーションの大切さを学びました。
保護者の皆様にもご家庭でお子様と性について話し合う機会を設けていただければ幸いです。
生徒たちの感想より
・子どもは親を選ぶことができないので、適切な知識を持って、今後生まれてくるかもしれない子どものために誇れる親、素敵な大人になっていきたい。
・あまり性について考えたことはなかったけれど、生きていく上で必要なものであり、相手も自分も大切にできる付き合い方をすることが大切だと学んだ。