1年生は、総合的な学習の時間に越知町の自然環境について学習しています。そのプログラムの一環として、12月11日に薬草「ミシマサイコ」の収穫体験を行い、越知町の豊かな自然や農業について学びました。
体験に先立ち、ヒューマンライフ土佐 高橋組合長様と(株)ツムラ 川勝様より、ミシマサイコの特性や漢方薬として利用されるまでの加工工程、栽培における苦労などについて座学で学びました。体験前に座学を入れたのは今回が初めてです。これは、収穫物が人々の健康を支えていることや栽培には手間も時間もかかることを知り、意識を高めて体験に臨んでほしいとの思いからです。
圃場では、農家の方々の指導のもと、収穫・洗浄・切り分けといった作業を体験しました。約3時間、熱心に丁寧な作業を続け、「ぜひ、うちで働いて欲しい!」とスカウトされた生徒もいたほどでした。
今回で今年度の体験活動は終了し、生徒たちはこれまでの学習を振り返って、地域の環境を守るために自分たちにできることを考え、まとめていきます。
越知町の美しい自然の中で体験ができるように、ご協力いただきました関係者の皆様に感謝申し上げます。