12月16日、3年生が総合的な学習の時間の一環として「中学生議会」を開催しました。この活動は、職場体験等から感じた町の課題をもとに、町の未来について具体的な提言を行うものです。生徒たちは事前に町の現状を調査し、話し合いを重ねながら、町の執行部へ質問と提案を行いました。
今回の中学生議会では、以下の4つのグループがそれぞれのテーマを設定し、発表しました。
1.廃プールを再利用して新しいイベントを開催 | 既存の施設でかつ現在使用されていない丸山のプールを活用することで、より現実的に実現可能となる観光イベントの提案 |
2.越知町を住みやすい町にするために | ずっと住み続けたいと思える町にするために、空き家を利用した施設づくりと子どもが遊べる場所づくりについて提案 |
3.越知町の自然環境 | 仁淀川が再び水質日本一になるために、一斉清掃を学校行事にすることと広報などで生活排水の処理の工夫を掲載することを提案 |
4.進化する町民バス | 町民バスやスクールバスを活用して、公共交通の利便性を向上させることで、親の負担を減らし町の活性化に繋げる提案 |
生徒たちの目線で考えた提言は、大人の視点では気づけない新鮮な意見でした。これからも地域に根差した学びを続け、未来を担う生徒たちが町と共に成長していけるよう支援していきたいと思います。