9月30日、越知町役場危機管理課、教育委員会のご協力のもと、外部アドバイザーの指導を受けて、授業中に大規模地震が発生した際に備えた指定避難所開設及び運営訓練を実施しました。この訓練は、今年度2年生が取り組んでいる防災学習の一環でもあります。
訓練では、全校が一時避難場所である越知小学校グラウンドに避難した後、1・3年生は、教室に戻って防災学習を行いました。2年生は、役場危機管理課や外部アドバイザーからの助言を受けながら、避難所運営マニュアルに則って校舎内外の安全確認から避難所の設営、避難者の受付など、避難所運営の基本的な流れを学びました。また、簡易トイレやパーティション、段ボールベッドの組み立ても全員で体験しました。
今回の訓練を通して、実際の災害時に必要となる協力やコミュニケーションの重要性についても深く理解することができました。そして、防災への意識を高め、万が一の際に適切に行動するための知識を得ることができ、自分たちにできることを見つけて手伝いたいといった気持ちの醸成も感じられました。
これまで総合的な学習の時間で実施してきた防災学習をまとめたものを11月3日の文化発表会で発表する計画です。ぜひ、参観にお越しくださいませ。