5月11日、越知町人権教育研究協議会上映会があり、中学生も一般会員の皆さんと一緒に「荒野に希望の灯をともす」という映画を鑑賞しました。
この映画は、アフガニスタンとパキスタンで病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた医師・中村哲さんが行った現地活動35年の軌跡を追った作品です。
作品中度々紹介される「これは、生きるための戦いだ。彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る。」といった中村医師の言葉の一言一言が私たちの胸に刺さり、大きな愛に満ちた誠実な人柄が伝わってくる映画でした。
生徒の感想
「映画を見て、中村医師のことを偉大な人物であると知った。自分たちは、自然に囲まれていて食べ物も食べることができる平和なことに感謝したいと思った。」
「人は武器を持たずに自然や人と支え合って生きていくのが大切だと感じた。」
「たった一人の働きかけによって何十万という人たちの生活が保たれたことに驚きを感じたと同時に、人と人との繋がりに尊さを感じました。」